韓国MMAの新星・高石賢がUFCデビュー戦で大番狂わせ！パク・ジュンヨンも勝利の夜
韓国格闘技界に新たな歴史！高石賢とパク・ジュンヨンがUFCバクー大会で躍動
皆さんはご存知でしたか？2025年6月22日、アゼルバイジャン・バクーで開催された『UFCファイトナイト：ヒルvsラウントリーJr.』で、高石賢（コ・ソクヒョン）がデビュー戦で大番狂わせを起こしました。対戦相手のオバン・エリオットは8連勝中の強豪で、ブックメーカーの勝率予想は高石賢がわずか21％。しかし、彼は圧倒的なグラップリングと冷静な試合運びで、3ラウンド全てを制し判定勝利（30-27, 30-27, 30-27）を収めました。
試合詳細：グラップリングで圧倒した高石賢
高石賢は師匠・キム・ドンヒョン直伝のグラップリングを武器に、エリオットを圧倒。打撃でプレッシャーをかけつつ、何度もテイクダウンを成功させ、総試合時間15分のうち10分以上をコントロールしました。UFC公式サイトや韓国主要メディアも「まるで10年目のベテランのような余裕」と絶賛。エリオットの攻撃を封じ込め、観客やファンを驚かせました。
韓国コミュニティの反応：誇りと興奮
ネイバーやディシインサイド、エフェムコリアなど韓国の主要コミュニティでは「高石賢は韓国MMAの誇り！」「グラップリングが芸術的だった」といったポジティブな声が大多数。否定的な意見はほとんどなく、今後のUFCでの活躍に大きな期待が寄せられています。
パク・ジュンヨンの逆転劇：不屈の闘志と柔軟な戦術
同大会でパク・ジュンヨンもイスマイル・ナウルディエフを相手に判定勝利（29-26, 29-26, 29-25）。2ラウンドで反則の膝蹴りを受け左目が塞がるアクシデントに見舞われながらも、戦術を打撃からレスリングに切り替え、グラウンドで主導権を握りました。2・3ラウンドのグラップリング占有率は82.4％と、圧倒的なコントロールを見せました。
文化的背景：韓国MMAの成長とファン文化
韓国MMAは、師弟関係や厳しいトレーニング、社会的逆境を乗り越える精神力が特徴。高石賢とパク・ジュンヨンはその象徴であり、韓国のファンは彼らの一挙手一投足に熱狂し、勝利を自分たちの誇りとしています。海外ファンにとっても、韓国格闘技の成長と情熱的なファンダムは注目すべき文化現象です。
今後の展望：高石賢とパク・ジュンヨンの未来
高石賢はこの勝利で次戦からトップ30ランカーとの対戦が期待され、パク・ジュンヨンはUFC通算9勝目で韓国人最多勝2位に浮上。両者ともUFCトップ15入りやさらなる飛躍が期待されています。韓国MMAの新たな波が、今後のUFCシーンをさらに盛り上げていくでしょう。
