あと100日で開幕！冬のスポーツ祭典ミラノ・コルチナ2026オリンピックの全貌

史上初の共同開催都市

2026年の冬季オリンピックは、ミラノとコルチナ・ダンペッツォの2都市共同開催で行われる史上初の大会です。ミラノでは氷上競技、アイスホッケーやカーリングが行われ、約400km離れたコルチナではアルペンスキーやバイアスロン、そり競技などが中心に開催されます。開会式はミラノのサンシーロスタジアム、閉会式は150km離れたベローナの古代ローマ円形競技場で行われる予定。スローガン『IT’s Your Vibe』はイタリアの情熱と連帯感を表現しています。

韓国チームの挑戦

韓国は過去の北京大会で14位（金2・銀5・銅2）を記録しており、今大会では金メダル5個以上を目標に掲げています。伝統のショートトラックで輝きを放つエースのチョイ・ミンジョンは1500mで3連覇を狙い、男子では高校生新星イム・ジョンオンと北京金メダリストのファン・デフンが期待されています。スピードスケート女子では金ミンソン、ニーハイェンらが注目の存在。また、スノーボードのイ・チェウン、チェ・ガオン、そして復活を目指すイ・サンホもメダルの可能性を秘めています。女子カーリングチームもキム・ウンジ主将のもと金メダル候補として注目されています。

世界の強豪と注目選手

今回の冬季大会最大の話題は、NHL選手のオリンピック復帰です。最高峰のアイスホッケーリーグであるNHLは、平昌・北京大会で代表選手の派遣を見送りましたが、今回は多数のスター選手が参加予定です。カナダ代表キャプテンのシドニー・クロスビーは3度目の金メダルに挑みます。スノーボードでは米国のクロエ・キムがハーフパイプで3連覇を狙い、アルペンスキー界の女王ミカエラ・シフリンは北京の不調を乗り越え復活を目指します。フィギュアスケート男子では世界初となるクワッドアクセル成功者、イリヤ・マリニンが圧倒的な存在感を示しています。

冬季スポーツの祭典がもうすぐ

116個の金メダルが争われるミラノ・コルチナ2026大会は、新種目も加わり、過去最高規模の大会となります。持続可能性を重視し既存施設の活用や新設施設の環境配慮も話題です。世界中のファンとアスリートがイタリアの美しい冬景色の中で繰り広げられる最高の舞台を今か今かと楽しみにしています。あと100日、皆さんもスポーツの魔法に期待して待ちましょう。