韓国次世代ディフェンダー金志秀、EPLでの飛躍を目指し代表チームの変化を語る

Kリーグから欧州へ挑戦の道

皆さん、韓国の期待の若手ディフェンダー金志秀をご存じですか？彼は2004年生まれで、Kリーグの城南FCで少年時代から活躍し、守備の要としてチームを支えました。2023年夏、イングランドのプレミアリーグ、に移籍し、最初のシーズンはBチームで経験を積みましたが、翌2024-2025シーズンにはトップチームに昇格し、プレミアリーグで3試合に出場。限られた出場機会の中で学びつつも、もっとプレイ時間が欲しい思いから、今年ブンデスリーガ2のにレンタル移籍を決断。すぐに主力センターバックとして活躍し、着実に経験を積んでいます。

イングランドとドイツのサッカー文化の違い

実は、ヨーロッパでの経験は金選手にとって文化面でも大きな刺激でした。彼によると、ドイツのサポーターは試合中ずっと歌い続け、旗を掲げて熱狂的に応援する一方、イングランドのファンは応援歌を間に挟みながらも熱いサポートを送っています。プレースタイルでは、プレミアリーグが非常に速く、緻密でコンパクトな戦術が求められるのに対し、ブンデスリーガ2はフィジカルが強く、サイド攻撃やクロス中心の攻撃が多い印象とのこと。この二国の違いを体験し、金選手は自分の戦術理解と柔軟性が大きく成長したと語っています。

変わった韓国代表チームの雰囲気と戦術

金志秀は、かつての監督時代の自由な雰囲気と比べ、現在の監督下の韓国代表はより明確な枠組みとチームカラーを持っていると話します。以前は選手のプレースタイルや生活が自由だったが、今はしっかりとした戦術の中でチームとしての一体感を追求しているそう。金選手は、その中で自分の役割を高め、代表で更なる飛躍を遂げることを目指しています。彼の成長は韓国サッカーの未来に大きな期待を抱かせます。

故郷クラブとの繋がりと今後の目標

遠く離れていても、金志秀はとの定期的な連絡を欠かさず、フィジオや監督、マネージャーとの密なコミュニケーションで支えられていることを実感しています。韓国のチームメイトや選手との交流も心強い支えです。将来的にはレンタルから戻り、これまで以上に多くのチャンスを掴んでプレミアリーグにしっかりと定着したいと語っています。さらにブンデスリーガ2での全試合出場やチームの昇格に貢献することも目標。金志秀の熱意と努力には韓国のみならず世界のファンが注目しています。