ソニーヒョンとユニフォーム交換したかったけど…20歳のアメリカの若手「探したけどもうもうスタジアムを出ていた」

歴史的な500ゴール
2025年10月19日、ソン・フンミンはただゴールを決めただけでなく、LAFCの歴史に新たな1ページを刻んだ。アメリカメジャーリーグサッカー(MLS)34ラウンドでコロラド・ラピッズと対戦し、前半42分にデニ・ブアンガのパスを受けて、鮮やかな左足シュートを決めた。このゴールはLAFCのMLS通算500ゴール目であり、260試合目での達成はMLS最短記録となった。従来の記録はDCユナイテッドの295試合だったが、LAFCはこれを35試合も短縮した。試合は2-2の引き分けに終わったが、ソンはシーズン9ゴール目を記録し、リーグのスターとしての地位を揺るぎないものにした。
憧れのユニフォーム交換は叶わず

試合後、コロラド・ラピッズの20歳の若手FWダレン・ヤピがソン・フンミンへの憧れを語った。ユニフォーム交換をしたかったが、ソンは試合終了後すぐにスタジアムを離れたため、交換は実現しなかったという。ヤピは「誰かがソンとユニフォームを交換したのかはわからない。彼は本当に早く帰った。僕も探したけどもういなかった」と述べた。このエピソードは、MLSでもユニフォーム交換が必ず行われるとは限らない文化的背景を示している。特に激しい試合後にはなおさらだ。若手選手にとってソンは憧れの存在であり、この小さな逸話は彼のカリスマ性を物語っている。
ソン・フンミンが変えるMLSの文化
2025年8月にLAFCに加入して以来、ソン・フンミンはただの得点源に留まらず、クラブとMLSの文化にも新しい風を吹き込んでいる。彼が試合後にファンに手を振る習慣は、ヨーロッパでは一般的だが、MLSではまだ珍しい。この行動はチームとファンとの絆を深め、アメリカのメディアも彼の影響力を高く評価している。ESPNは彼を大谷翔平になぞらえ、MLSで成功する条件をすべて備えていると称賛した。ソンの背番号7のユニフォームは飛ぶように売れ、観客動員数も増加。2026年のワールドカップを前に、MLSの注目度が急上昇している。
LAFCの未来とプレーオフへ
レギュラーシーズンを終えたLAFCは、2025年のMLSカッププレーオフに向けて準備を進めている。ウェスタンカンファレンスで3位となったチームは、6位のオースティンFCと対戦。ソンの素晴らしい決定力とデニ・ブアンガとの連携は、プレーオフで大きな武器となるだろう。コロラド戦での試合終了間際の同点弾が示すように、チームには強い精神力もある。果たしてソンはLAFCを初のMLS優勝へと導けるのか。セオルからロサンゼルスまで、多くのファンの期待が彼に向けられている。
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