『国代表捕手』の登録にいたのに…11年ぶりに捕手マスクをかぶったベテラン外野手、なぜ?【창원現場】

Jun 14, 2025
NC Dinosaurs, Kwon Hee-dong
『国代表捕手』の登録にいたのに…11年ぶりに捕手マスクをかぶったベテラン外野手、なぜ?【창원現場】

約11年ぶりに捕手マスクをかぶった権熙東の背景

2025年6月14日、昌原NCパークで行われたKBOリーグのNCダイノス対KIAタイガース戦で、ベテラン外野手の権熙東が9回表に捕手としてグラウンドに立った。2014年6月27日以来、実に4005日ぶりの捕手出場であり、チームの捕手陣の負傷による緊急措置だった。

試合での権熙東の打撃と守備の活躍

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この日は2番打者兼左翼手として出場し、2打数1安打、2得点、3四球で4回の出塁を記録。守備では捕手としての役割を安定してこなし、長いブランクを感じさせない落ち着いたプレーを見せた。

NCダイノスの捕手陣の負傷状況と対応

捕手の朴世赫(パク・セヒョク)と安重烈(アン・ジュンヨル)が負傷離脱し、現在は金亨俊(キム・ヒョンジュン)と金正浩(キム・ジョンホ)の2人体制で捕手を回している。しかし、金亨俊も背中の痛みで試合出場を回避し、残った捕手は1人だけという極めて厳しい状況だった。

権熙東の捕手経験とチームの判断

権熙東は高校時代の2年生まで捕手としてプレーしており、捕手経験があることが今回の起用の決め手となった。監督の李昊俊(イ・ホジュン)も、捕手の負傷状況を踏まえ、権熙東の経験を評価して9回の捕手起用を決断した。

試合展開と結果

権熙東が捕手を務めた9回の守備では、先頭打者にホームランを浴びる場面もあったが、その後は安定した守備で試合を締めくくった。試合は9-8でKIAタイガースが1点差で勝利した。

ファンやコミュニティの反応

韓国の野球ファンやネットコミュニティでは、権熙東の捕手起用に驚きつつも、彼のチームへの献身と多才さを称賛する声が多く見られた。特に長年外野手として活躍しながら捕手としても対応できる柔軟性に感心するコメントが目立った。

文化的背景:韓国野球における捕手の重要性

韓国プロ野球では、捕手はチームの司令塔として非常に重要視されている。投手との呼吸やゲームの流れをコントロールする役割を担い、信頼関係が不可欠なポジションであるため、捕手経験者の起用はチームにとって大きな安心材料となる。

2025年シーズンのNCダイノスと今後の展望

2025年シーズン、NCダイノスはベテラン選手の活躍と若手の成長が鍵となっている。権熙東はチームの中心選手として打撃面でも安定した成績を残しており、今回のような緊急時の多才な対応もチームにとって大きなプラスとなっている。

まとめ:ベテランの柔軟性がチームを支える

今回の権熙東の捕手起用は、選手の多様な経験と柔軟な対応力がいかにチームに貢献できるかを示す好例である。今後もこうしたベテランの存在が、KBOリーグの激しい戦いの中で重要な役割を果たすことが期待されている。

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