5試合3本塁打のNCキム・フィジプ「本塁打は運の領域…打率は気にしないよう努力」

絶好調のパワー!キム・フィジプ、5試合で3本塁打の理由
皆さんは知っていましたか?NCダイノスのキム・フィジプ選手が、直近5試合で3本塁打を放ち、韓国プロ野球(KBO)で大きな話題となっています。打率は2割前半と決して高くありませんが、6月19日のLGツインズ戦では0-0の均衡を破る決勝ソロホームランを放ち、チームの3-0勝利に貢献。今季9号となるこの一発は、まさに“ここぞ”の場面でのパワーを証明しました。
「本塁打は運」―数字よりもプロセスを重視する心構え

試合後、キム・フィジプは「本塁打は運の要素も大きい。2アウトだったので気楽に打席に立てた」と語りました。実際、彼は打率が2割を切ることも多く、成績の浮き沈みに悩んだ時期も。しかし「数字を気にしすぎると打てなくなる。1日1本ヒットを打つことだけ考えている」と、過度なプレッシャーを避けるメンタルコントロールが印象的です。韓国の若手選手の中でも、こうした“プロセス重視”の姿勢は高く評価されています。
移籍後の挑戦と成長―キウムからNCへ
キム・フィジプは2023年途中にキウムヒーローズからNCダイノスへトレード移籍。移籍初年度は打率.274、11本塁打と好成績を残しましたが、今季は序盤からスランプに苦しみました。それでも6月に入り、KIA戦・LG戦で連続本塁打を放つなど復調の兆し。特に外野が広いとされる蚕室球場でのホームランは、彼のパワーと成長を象徴しています。
韓国野球ファン文化の魅力―応援とコミュニティの熱気
KBOリーグの試合は、ファンの応援文化が世界的にも有名。NCダイノスの応援席では、紙メガホンや独自の応援歌が響き、キム・フィジプのホームラン時にはスタンド全体が一体感に包まれます。SNSやコミュニティ(Naver、Daum、ディシインサイドなど)でも「若くて期待できる」「チームに早く馴染んでほしい」「打率は低いけど長打力が魅力」といった声が多数。応援と批判が共存するのも韓国野球ファンの特徴です。
コミュニティの反応:期待と不安が交錯
直近のネイバーやティストリーブログ、ディシインサイドなどでは、キム・フィジプの活躍に対するコメントが活発です。「打率は低いけど、ここぞで打つ勝負強さがある」「プロセスを重視する姿勢に共感する」といった肯定的な声が約7割。一方で「守備やコンタクト面での不安」「波が激しい」といった指摘も見られます。全体としては、応援ムードが強いものの、冷静な分析も多いのが韓国野球ファンの特徴です。
文化的背景:KBOスターにかかる期待とプレッシャー
韓国プロ野球のスター選手には、ファンやメディアからの大きな期待とプレッシャーが常につきまといます。キム・フィジプも例外ではなく、スランプや成績の浮き沈みはすぐに話題に。しかし彼は「記録よりも一打席一打席を大切にする」と語り、昨年の経験から“10本塁打”という数字にとらわれないよう努めています。こうしたメンタルの強さは、KBOで成功するために不可欠な要素です。
今後の展望―2年連続2桁本塁打なるか
キム・フィジプは現在、2年連続2桁本塁打まであと1本。本人は「去年は9本から10本までが長かった。今年はあまり意識しないようにしている」と語ります。NCダイノスが上位進出を狙う中、彼の“プロセス重視”のアプローチがどこまで結果につながるか、今後も注目が集まります。ファンの応援とともに、彼の挑戦は続きます。
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